「Opynが提供するオプション取引をつかった保険」についてユーザ視点で見る

UniswapやConvexityプロトコルが部分的に使われて実現されているOpynですが、ETHの「プット」オプションが触れるようになりましたので、試してみました。
お手持ちのETHやUSDCで、簡単に運用することができますので、シンプルに説明していきます。

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保険をかけたい人(Opyn上ではInsureとして表示されます)

オプションには、コールとプットの種類がありますが、今でているのは「プット」なので、ETHが下がると思ったら、このオプションを買えばいいわけです。「下がると思ったら買う」なので、ETHの価格への保険のようにみなすことができます。

今回は以下のように4月24日までに1ETHが$100以下になるか?という保険になっています。

仮にこれを読んでる方が、4月24日までにETHは$100よりも下がるだろう、と思った場合は、保険買い、プレミアム(手数料)として、$1.74という少額の手数料を払います。
そして、もし本当に$100よりも下がった場合は、保険金として、$100をうけとることができます。(実際は保険金というよりはオプション取引による権利を行使した、ということになりますが上記の考え方のほうがわかりやすいと思い、そう書きました)。

注意としてはオプションはあくまで権利なので、条件を達成しても自ら「行使」する必要があります。 Exercise(行使)のところから行使することができます。

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ポジションの反対にいる人(Opyn上ではEarn)

上記では、下がると予想した人、下がるかもしれないから保険を買っておこうとした人の手順でした。では反対に、「下がらないだろう」と思った人は、このオプションをSell(売り)で参加できます。
この場合は USDCを担保にします。担保にした分に応じて、手数料をゲットできます。この手数料は、上で書いた保険をかけた人が払った分です。

手数料がもらえて嬉しいわけですが、もちろんこの人は、「ETHは$100以下には下がらないだろう」というポジションをとっているため、ETHが$100以下に下がり権利が行使された場合は、担保が持っていかれるリスクがあります。どれだけ担保が損失になるかは、行使された時の価格によりますが、0になる可能性もあります。

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仕組み的には以下の図のようにoTokenを経由しているわけですが、ユーザ目線から見たときには、上記の説明が一番わかり易いのではないでしょうか。

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