Dharmaスマートウォレットの進化とこれから

P2Pマッチングのレンディングではなく、ボーダーレスバンクという謳い文句に変わっています。特筆すべきなのが、Dharmaは今年初めに作成したスマートコントラクトウォレットを改善し続けています。

一文にまとめて説明するとすれば、「Dharma Labsが提供するウォレットで、セキュリティ+カストディを維持しながら、ステーブルコインの金利を得るためのアップグレード可能なメタトランザクション対応のスマートウォレット」、となります。

何をしているか

Dharma Smart Wallet にUSDCもしくはDAI(SAI)がデポジットされると、ウォレットが自動でCompound にリレーして、金利をリアルタイムで稼ぎます。Dharmaアカウントに表示されるアカウントにDAIかUSDCを送るだけです。Coinbaseのアカウントと紐付けることができるので、Coinbaseが使えるところであればデビットカードで法定通貨からレンディング開始もできますね。
簡単なUXとリカバリ(後述)が良い感じです。

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競合

コントラクトウォレットでいえば、C向けには、Argentが市場を切り開いていて、B向けはGnosisが強い印象です。Dharmaがこれらに割って入っていけるかが見ものです。


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目次

  • マスアダプションへ向けた解決
  • マルチデバイスサポートとアカウント回復
  • メタトランザクション
  • 結論

また別レポートにて『Dharmaの概要と戦略(プロトコル企業からプラットフォーム企業へのピボット)』をまとめていますので、ご覧ください



 

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